こちらの記事では、Looker Studio(旧称データポータル)の概要説明から始め方についてご紹介させていただきます!Looker Studioを始めたい方におすすめです!
どーも、さきやんです!ご覧いただきありがとうございます。
こちらの記事にたどり着いているということは「Looker Studio(旧称データポータル)」に興味・関心がある方だと思っています。
こちらの記事は以下のような人におススメだと思います!
- これからLooker Studioを始めたい方
- 細かい設定・説明不要でとりあえずLooker Studioを使いたい方
それではどうぞご覧ください!
こちらの記事では、大きく2つのステップで説明させていただきます。
まず初めに、Looker Studioの概要についてご紹介させていただきます。
すぐに始めたい方はSTEP2からご覧いただいて問題ございません!
Googleアカウントを利用して、Looker Studioが利用できる状態にします!
さきやんも色々と試行錯誤しながら進めておりますので設定していく上でハマった箇所もお伝えしていきたいと思います。
2つのステップを説明する前にさきやんの事前の準備・構築環境についてご紹介したいと思います。
Looker Studioを始めたいだけであれば、Googleアカウントがあれば問題ありません!
それでは、はじめにLooker Studioの概要についてご紹介します。
Looker Studioとは、Googleの提供するセルフサービスBIの一種です。
優れたビジネス意思決定のための、比類のない柔軟性を備えたセルフサービス・ビジネス・インテリジェンス(旧称データポータル)です。
英語版ですが、Youtube動画でも紹介されています。
動画で見るなら以下のGoogle Cloud Japan様の提供する動画のほうがより分かりやすいです!
Looker Studioは以下のような特徴があります。
出典:Google Looker Studio紹介ページ
- 魅力的なレポートやデータのビジュアリゼーションを作成して共有することで、インパクトのあるストーリーを発信
- 800 以上のデータソースに簡単に接続してデータを統合
- 直感的なスマートレポートでデータを効果的なビジネス指標とディメンションに変換
- 自動化されたダッシュボードを共有して、主要なビジネス指標でチームを強化します
- 数回クリックするだけで、意味のある、共有可能、カスタマイズ可能なチャートやグラフを作成できます
Googleはもともと「データポータル」という名称でBIを提供していましたが、2022年10月のGoogle Cloud Next 2022で Looker Studioへの改称が発表され、Looker ブランドに統一されました。
2020年に買収したLooker社のBIが2年を経てようやく統一されたようです。
続いて、Looker Studioで「できること」を紹介させていただきます。
大きく4つあります。
- データを視覚化する
- データに接続する
- 共有して共同編集
- 組織でLooker Studioを使用する
それぞれ、簡単に補足させていただきます。
Looker Studioは、利用するデータに対して、ドラッグ&ドロップで扱えるレポートエディタでは、次のようなことが可能です。
グラフ化 | 線グラフ、棒グラフ、円グラフ、地図、面グラフやバブルチャート、ページ割りされたデータ表、ピボット テーブルなどのグラフを使ってデータを効果的にまとめることが可能 |
インタラクティブな操作 | 閲覧者フィルタや期間設定を使用してレポートをインタラクティブなものにすることが可能。データ管理オプションを使うと、誰でも自身のデータの確認に利用できる、柔軟なテンプレートレポートの作成も可能 |
ハイパーリンクコンテンツ作成 | リンクやクリック可能な画像を挿入して、商品カタログ、動画ライブラリ、その他のハイパーリンクコンテンツを作成可能 |
テキストや画像の貼り付け | テキストや画像を貼り付けてレポートにアノテーションを付けたり、ブランディングしたりすることが可能 |
スタイルやテーマの調整 | データを視覚化するだけでなく、スタイルやカラーテーマでデータをさらに際立たせることも可能 |
Looker Studioを使うと、プログラミングを行うことなくさまざまなソースのデータに関するレポートを簡単に作成することが可能です。次のようなデータセットに接続可能です。
データベース | BigQuery、MySQL、PostgreSQL など |
Googleマーケティング プラットフォームサービス | Google 広告、アナリティクス、ディスプレイ&ビデオ 360、検索広告 360 など |
Googleの一般向けサービス | スプレッドシート、YouTube、Search Console など |
フラットファイル | CSVファイルのアップロードおよび Google Cloud Storageを介したフラットファイル |
ソーシャルメディア プラットフォーム | Facebook、Reddit、Twitter など |
混合データ | 関連するソースの組み合わせからの混合データ |
インサイトを個人やチームと簡単に共有したり公開したりすることができ、以下のような特徴があります。
- レポートの閲覧や編集に他のユーザーを招待することが可能
- スケジュール設定したメールでそれらのリンクを送信することが可能
- Googleサイト、ブログ投稿、マーケティング記事、年次レポートなどの他のページにレポートを埋め込めば、データストーリーを広めていくことが可能
- Looker Studioのファイルを別の編集者と共有すれば、リアルタイムの共同作業が可能
Looker Studioのエンタープライズ向け機能を利用すれば、ガバナンスを考慮した組織的な利用も可能です。
Looker Studio のエンタープライズ向け機能を利用すれば、Cloud Identity や Google Workspace の管理者がユーザーを管理したり、Looker Studio アセットへのアクセス権を制御したりできます。
詳しくは、エンタープライズ管理者向けの機能をご覧ください。
出典:Googleデータポータルヘルプ
さきやんも個人的に色々なデータを可視化するために利用しようと思っています!
次に「Looker Studioの始め方(レポート作成)」を大きく5つのステップで説明させていただきます。
まずはLooker Studioへアクセスします
初期設定とサンプルデータを利用してレポートを作成します
作例されたレポートに1つグラフを追加します
テーマの選択やバナー追加を行います
作成したレポート(ダッシュボード)を表示、共有します
早速具体的な内容を説明していきたいと思います!
こちの手順を実施する際に「データを事前に準備」する必要はありません!
まず初めに、利用ブラウザでGoogleの何らかのサービス(※)にログインしてください。
※ Gmailでもスプレッドシートでもなんでも大丈夫です。
Looker StudioのWebページから「使ってみる」をクリックしてください。
以下のようなLooker Studioのトップページが表示されます。
それぞれの簡単な解説は以下を参考にしてください。
ホームページでは、すべての Looker Studio アセット(レポート、データソース、データ探索)を作成し、作成したアセットにアクセスできます。
出典:Googleデータポータルヘルプ
- 新しいアセットの作成
- 検索
アセットをすばやく見つけることが可能- アセットタイプのタブ
- オプション:
a. ヘルプとフィードバック ヘルプ オプション
b. ユーザー設定 ユーザー設定
c. Google アカウントの管理 アカウント アイコン- アセットリストのフィルタ
最近使用したアセット、自分が所有するアセット、共有されているアセット、ゴミ箱に入っているアセットを表示可能- レポートのサンプルとテンプレート
空のレポートから始めるか、さまざまな機能を備えたテンプレートをカスタマイズして使用- アセットリスト
アセットをクリックすると内容が表示される
a. 右側にあるアセットのオーバーフローメニューを使用すると、アセットの共有、名前の変更、削除を行うことが可能
b. 名前、オーナー、日付でファイルを並べ替えることが可能
続いて、レポート作成をしていきます。
トップページの「作成」ボタンを選択し、「レポート」をクリックします。
初回レポート作成時には以下のようなアカウント設定が必要になる場合があります。
「国」や「会社名(任意)」を選択して、利用規約を確認後にチェックし、「続行」をクリックします。
ご自身の状況に応じて「メール設定」を実施し、「続行」をクリックします。
初回レポート作成時の対応は以上です。
続いて、データのレポートへの追加画面が表示されるため、「マイデータソース」を選択します。
Google側の提供しているサンプルデータがありますので、この中から「[Sample] Google Analytics Data(※)」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
※ 利用するデータはお好きなものを選んでいただいて問題ありません。
確認画面が表示されるため「レポートに追加」ボタンをクリックします。
以下のようなレポート作成画面が表示されます。
左上の「無題のレポート」を選択し、レポート名称を変更します。そのままでも問題ありません。
「新しい空のレポートを作成」はこれで完了です。
さきやんは「GAサンプルデータ可視化テスト」のような名称を付けましたが、ご自由につけていただければと思います。
続いて、レポートにグラフを追加していきます。
上部のメニューから「グラフを追加」を選択し、「時系列グラフ」をクリックします。
グラフの配置場所を任意の場所に設置します。
以下のように配置(日付ディメンションとソース指標が自動的に追加)されます。
同時に右側にグラフのディメンションを編集するための設定変更画面があります。
データから「Device Category」を選択し、「内部ディメンション」にドラッグ&ドロップします。
これにより、デバイスカテゴリ(モバイル、パソコン、タブレット)ごとのデータ系列がグラフに表示されます。
その他のグラフの追加方法についてはチュートリアルをご覧いただくといいかと思います。
様々なデータを使ってグラフを配置しましょう!
続いて、レポートの調整をしていきます。大きく3つ紹介させていただきます。
- レポートのスタイルを設定
- バナーを追加
- レポートにタイトルを追加
それぞれ簡単に説明します。
上部のメニューから「テーマとレイアウト」を選択すると、テーマ選択メニューが表示されるため、お好みのテーマをクリックします。
以下のようにテーマ変更が可能です。
上部のメニューから「図形」を選択し、画面上で描画可能です。
上部のメニューから「テキスト」を選択し、画面上で描画可能です。フォントのサイズや色はお好みで変更します。
以上が簡単ですがレポート調整方法についての説明です。
最後に、レポートの表示と共有を紹介させていただきます。
- レポートの表示
- レポートの共有
それぞれ簡単に説明します。
作成したレポートの全体を表示させるには、上部の「表示」ボタンをクリックします。
全体的なレポート(ダッシュボード)が確認できます。編集画面に戻る場合は「編集」ボタンをクリックします。
作成したレポートの共有するには、上部の「共有」ボタンをクリックします。
ユーザーやグループを追加するポップアップ画面が表示されるため、対象者の情報を入力・選択後に「完了」ボタンをクリックします。
完了すると「閲覧者」として対象者の情報が追加されます。なお、対象者のメールアドレス宛にダッシュボードへアクセスするための情報が連絡されます。
お疲れさまでした!これでこちらの記事のゴールは達成です!
これでご覧の皆様もLooker Studioを使える状態が整いました!
以上、本記事は終わりになりますので、ここまで読んでいただいた方は誠にありがとうございました!
今後もできれば色々とまとめていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!