こちらの記事では、WordPress導入済みな方向けにGoogleアナリティクス4を設定する方法についてご紹介させていただきます!WordPress環境は構築済みでこれからGoogleアナリティクス4を始めたい方におすすめです!
どーも、さきやんです!ご覧いただきありがとうございます。
こちらの記事にたどり着いているということは「Googleアナリティクス4(GA4)」に興味・関心がある方だと思っています。
こちらの記事は以下のような人におススメだと思います!
- これからGoogleアナリティクス4を始めたい方
- WordPress構築済みだがGA4設定ができていない方
- 細かい設定・説明不要でとりあえずGA4を使いたい方
それではどうぞご覧ください!
こちらの記事では、作業としては大きく4つのステップで説明させていただきます。
皆さんも4つのステップを実施することでこちらの記事のゴールである「Googleアナリティクス4」が使える状態になっていると思います!
さきやんも色々と試行錯誤しながら進めておりますので設定していく上でハマった箇所もお伝えしていきたいと思います。
4つのステップを説明する前にさきやんの事前の準備・構築環境についてご紹介したいと思います。
こちらの構築環境に似たような方であれば参考になる記事だと思います。是非ご覧いただければ幸いです。
WordPressのAWS環境やテーマは特に大きく関係ないと思いますので、WordPressの環境があり、Googleアカウントを持っていれば参考になると思います!
さきやんも自身のスキルアップのためにAWSを使ってみようと一念発起してWordPress環境を構築したのでその辺を記事化したいと思いつつ、1年経ってしまいましたw 思い出せたら改めて記事化したいと思います。
それでは、最初のステップであるアナリティクスのアカウント作成についてご紹介します。
まず初めに、利用ブラウザでGoogleの何らかのサービス(※)にログインしてください。
※ Gmailでもスプレッドシートでもなんでも大丈夫です。
もしGoogleアカウントをお持ちでない方は以下を参考に作成し、Googleのサービスにログインしてください。
GoogleアナリティクスのWebページから「測定を開始」を選択してください。
このあと3つのステップで設定を行います。
まず「アカウントの設定」です。
アカウント名を入力します。こちらは会社名やサイト名などを利用するといいかと思います。
アカウント共有設定の説明内容を確認し、すべてチェックし、「次へ」ボタンを選択します。
次に「プロパティの設定」です。プロパティの詳細が知りたい方はGoogleのヘルプをご覧ください。
一般的には、企業ごとに 1 つのアカウント、ブランドまたは事業単位ごとに 1 つのプロパティを設定することをおすすめします(ブランドと事業単位が、別々のステークホルダーまたはアナリスト グループを持つ個別の事業体である場合)。
例A
- 親会社 A: アカウント 1 個
- ブランド X(自動車): プロパティ 1 個
- ブランド Y(家庭用品): プロパティ 1 個
- ブランド Z(家電製品): プロパティ 1 個
この場合、親会社は 1 つのアカウントと 3 つの異なるプロパティを持ち、各プロパティにはそのブランドまたは事業単位に関するデータのみが含まれます。
出典:Googleアナリティクスヘルプ(https://support.google.com/analytics/answer/9679158?hl=ja)
プロパティ名を入力します。こちらは初期設定完了後に複数登録できますのでお好きなものを検討して入力してください。
プロパティ名を入力後に「タイムゾーン」と「通貨」を変更します。
日本にお住まいで特に拘りがなければ、「日本」と「日本円」を選択し、「次へ」ボタンを選択します。
補足:ここでユニバーサルアナリティクスプロパティを併用する場合は選択できますが、今回の記事ではGA4のみ利用することを想定してますので割愛します。
最後に「ビジネスの概要」です。
「業種」「ビジネスの概要」「利用目的」をご自身に合ったものを選択して、「作成」ボタンをクリックしてください。
「利用規約」と「追加条項」への同意に関する画面がポップアップ表示されます。
まず「日本」を選択し、それぞれの内容を確認後に、2箇所チェックし、「同意する」ボタンを選択してください。
自分のメール配信に関する画面がポップアップ表示されますので、お好きなものをチェックして、「保存」ボタンをクリックしてください。
特に拘りがなければチェック不要で問題ないと思います。
以下のようなアナリティクス画面が表示されて「アカウント作成が完了」です。
プロパティの考え方等は正直理解ができていませんが、それでもGoogleアナリティクス4は利用できますので、理解はさきやんと一緒に後ほどキャッチアップしていきましょう!
次に「データストリーム」を追加します。データストリームは以下のような定義がされています。
各参照元プロパティには、受信データを提供するアプリやウェブサイトからのデータのストリームがあります。したがって、データ ストリームとは簡単に言うと、特定の GA4 プロパティにデータを送信するウェブサイトやアプリのことです。
次のように設定することをおすすめします。
出典:Googleアナリティクスヘルプ(https://support.google.com/analytics/answer/9679158?hl=ja)
- プロパティごとにウェブデータ ストリーム 1 個
- プロパティごとに iOS データ ストリーム 1 個
- プロパティごとに Android データ ストリーム 1 個
早速手順を説明させていただきます。
1つ前の手順でアナリティクスのアカウント作成が完了していますので、改めて赤枠が対象のアカウントになっているかアナリティクスページで確認します。
クリックすると以下のように表示されますので確認します。
追加対象となるプロパティになっている場合、左下の設定アイコンをクリックして管理ページを表示させます。
続いて、以下のページが表示されますので、アカウントとプロパティが想定とあっていることを確認し、「データストリーム」をクリックします。
以下の画面が表示されるため、「ウェブ」をクリックします。
次の画面で「ウェブサイトのURL」と「ストリーム名」を変更します。
ウェブサイトのURL:対象となるブログのURL
ストリーム名:自由入力で問題ありません。希望がなければサイトURLの情報を入れておけばいいと思います。
入力後に「ストリームを作成」ボタンをクリックすると次の画面が表示され、「データストリームの追加」は完了です。
いったん左上の✕ボタンをクリックして表示されたページは閉じて問題ないです。
ストリームの考え方等は正直理解ができていませんが、それでもGoogleアナリティクス4は利用できますので、理解はさきやんと一緒に後ほどキャッチアップしていきましょう!
ここからWordPress側での作業です。
設定方法はいくつかのパターンがあるようですが、今回は「MonsterInsights」のプラグインを使う手段で環境を構築します。
この作業を行うと、以下の画像のようにWordPress管理画面からGA4のデータを確認できるようになります。
まずはWordPressの画面でプラグインを有効化します。
まだ「MonsterInsights」のプラグインをインストールされていない場合は、以下のようにプラグインページから「MonsterInsights」を検索し、インストールを実施します。
その後プラグインを有効化してください。
プラグインの有効化が終わるとWordPressの画面で「インサイト」が追加されているため、そちらをクリックし、「Launch Setup Wizard」をクリックし、初期設定を開始します。
次に「Publisher(Blog)」を選択し、「Save and Continue」をクリックします。
次の画面は特に設定することはないため、「Connect MonsterInsights」をクリックします。
アナリティクス設定を行ったGoogleアカウントを選択します。
アクセスリクエストを確認されるため「許可」をクリックします。
次の画面でアナリティクス対象のプロパティを設定します。
登録済みのプロパティを選択(おそらく1つしか出ないはず)し、「agree to ・・・」にチェック、「Complete Connection」をクリックします。
次の画面は特に設定することはないため、「Save and Continue」をクリックします。
次の画面は特に設定することはないため、「Continue」をクリックします。
これで設定完了です。この画面では特に操作することはありませんので、画面は閉じてください。
画面を閉じると以下のページのView Reportsなどからデータの確認が可能です。
この設定が終わると、WordPress管理画面から冒頭で説明したようにGA4のデータが確認できるようになります。
さきやんの場合は、設定の翌日(時間的には30時間後にチェック)に表示されていました。
これでほぼ設定は終わっていますので最後に最低限の設定をします。
設定内容としては「データ設定」に関連する3つの作業を行います。
この時点で設定に問題なければGoogleアナリティクスの管理画面を確認すると、すでに接続情報が閲覧できるようになっています。
実はこれでこの記事のゴールは達成していますが、最低限の設定だけ済ませて完了です!
まずはWebサイトへの自分のアクセスを集計から除外する必要があります。
自分のパソコンやスマホ端末でWebサイトに訪問した場合も集計対象になってしまうため、正確な情報を得られなくなります。
このような自分のアクセスを集計から除外をするためにIPアドレスで制限をかける方法を次からご紹介します。
アナリティクス画面から「データストリーム」を選択し、「タグ設定を行う」をクリックしてください。
「設定」タブの中に「設定」があり、そちらの中で「すべてを表示」させると「内部トラフィックの定義」があるのでこちらをクリックします。
「作成」ボタンをクリックします。
ここから内部トラフィックルールの作成を行います。以下の内容を参考に入力し、「条件を追加」をクリックします。
ルール名:今後増えた時のことも考え、ご自身お好きな内容を入力してください
IPアドレス(マッチタイプ):「IPアドレスが次と等しい」を選択してください
IPアドレス(値):ご自身のグローバルIPアドレス(IPv4)を入力してください。
もしご自身のグローバルIPアドレスがわからない方は以下のサイトなどを参考にご確認ください。
IPv4のアドレスをコピペして入力できます。
以下の画面が表示されれば登録ができています。
次にアナリティクス画面の「データ設定」内の「データフィルタ」を選択し、「>」をクリックします。
フィルタの状態を「テスト」から「有効」に変更し、「保存」ボタンをクリックします。
「フィルタを有効にする」をクリックします。
以下のように現在の状態が「有効」になっていれば設定が完了です。
この後に何度か別のブラウザ(WordPressの管理者権限でログインしていない状態)からアクセスを行い、集計としてカウントアップされないことを確認します。
なお、すぐに設定が反映されるわけではないので、カウントアップされてしまう場合は時間をおいて再度接続しなおしてください。
さきやんはしっかりとIPv6のところでハマってしまいましたw 皆様もお気を付けください!
次にデータの保存期間の設定変更を行います。
Googleのデフォルトでは保存期間が「2か月」に設定されているため、最大の「14か月」に変更します。
アナリティクス画面の「データ設定」内の「データ保持」を選択し、「2か月」から「14か月」に変更します。
変更後に「保存」ボタンをクリックして設定完了です。
最後は「Googleシグナルの設定」です。
この設定を行うことで、同一ユーザが「パソコン」や「スマホ」など異なるデバイスでアクセスしてきた場合でも、同じユーザであれば重複せずにカウントアップすることができます。
早速ですが、アナリティクス画面の「データ設定」内の「データ収集」を選択し、「設定」をクリックします。
内容を確認し、「続行」ボタンをクリックします。
注意事項を確認し、「有効にする」ボタンをクリックします。
以下のような画面に遷移すれば設定が完了です。
お疲れさまでした!これでこちらの記事のゴールは達成です!
細かい内容は色々と対応していかなければいけませんが、これでご覧の皆様もGoogleアナリティクス4を使える状態が整いました!
さきやんの備忘録としての意味合いも強いのですが、このあとにGoogleアナリティクスを利用していく上で設定・整備していくことが望ましい内容を頭出しでご紹介させていただきます。
こちらの記事のゴールは達成しましたが、今後さきやん自身も対応が必要だと思っている内容についてご紹介します。
- Googleサーチコンソールとの連携(対応済みです、下記参照)
GoogleサーチコンソールはWebサイトに流入するまでの検索結果での動きを分析するツールです。Googleアナリティクスは流入後(Webサイト上での動き)を把握できるため、どちらの設定もしておくことが望ましいです。 - プライバシーポリシーの作成
Googleアナリティクスを利用する際は、ユーザーに対して情報を収集・処理していることを開示する必要があるため、プライバシーポリシーのページを作成しておく必要があります。
こちらの記事も対応ができ次第、更新していきたいと思います!
①Googleサーチコンソールの設定と記事化を行いましたので是非参考にしていただければ幸いです!
さいごに、「WordPressにGoogleアナリティクス4を設定する方法」と題して紹介した記事についてまとめさせていただきます。
以上、本記事は終わりになりますので、ここまで読んでいただいた方は誠にありがとうございました!
今後もできれば色々とまとめていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!
実は「All in One SEO」プラグインの設定をしていました。
設定自体は無事に完了したのですが、プラグインを有効化するとブログページのヘッダーのところに「測定ID」が表示されてしまい、プラグインは「無効化」した経緯がありました。
SANGOのテーマやデザインとの相性なのか、詳細は調査していません。まずはGoogleアナリティクス4を使えるようにすることが目的だったので、「MonsterInsights」プラグインで解決しました。
もし「All in One SEO」プラグインを利用される方は手順を掲載させていただきますので参考にしていただければと思います。
まずプラグインのページから「有効化」します。
「始めましょう」ボタンをクリックします。
下記の内容を修正し、「保存して続行」ボタンをクリックします。
カテゴリ:「ブログ」を選択します
ホームページのタイトル:「サイトのタイトル」を選択します。こちらはお好きな内容にしてください。
Meta Description:デフォルトで入力されている内容は削除し、しっかりとブログの内容がわかるように修正します。
個人を選択する際に「対象ユーザ」を選択し、次の画面に進みます。
「PRO」がついているものは有償になりますので「チェック」を外し、「保存して続行」ボタンをクリックします。
「全投稿タイプを含める」のチェックを外し、「添付ファイル」のチェックを外し、「複数の作者」については「いいえ」を選択して「保存して続行」をクリックします。
対象のユーザのアドレスを選択し、手伝うかどうかはお好みのほうを選んで「保存して続行」ボタンをクリックします。
「このステップを飛ばす」ボタンをクリックします。
この画面が表示されれば事前設定は完了です。
次に「ウェブマスターツール」タブの中の「雑多な検証」の中にアナリティクスの「測定ID(G~始まる)」を入力し、「変更を保存」をクリックします。
これでAll in One SEOプラグインの設定は完了です。
この時点でブログ記事の上部に測定IDが表示されていました・・・w
実際の作業では、次にMonsterInsightsプラグインの設定を以下のようなステップで実施しています。
この「Launch Setup Wizard」のボタンクリック後の画面は前述の手順と同様の画面に遷移します。
おまけは以上です!!