こちらの記事では、コンサルでもない一般会社員のさきやんが企業内のDX推進をするうえで重要なポイントや自身がDX実現に向けて実施すべき具体的なアクションなどご紹介させていただきます!
どーも、さきやんです!ご覧いただきありがとうございます。
こちらの記事では「企業内でのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に興味・関心」がある方だと思っています。
今回はそんな方に向けて、さきやんが5年以上DX推進するために試行錯誤を繰り返して対応してきた知識・ノウハウを中心に実担当者としてDX実現に向けて何をすべきなのか、具体的なアクション案についてご紹介させていただいます。
こちらの記事は以下のような人におススメだと思います!重要なところ!
- DXって結局何か知りたい
- 企業側の視点でDXに何が必要なのか知りたい
- 一般会社員の視点でDX実現に向けて何をすべきか、
具体的なアクションを知りたい - 少しでもDX関連のインプットを増やしたい
こちらの記事はさきやんの実体験とIPAなどのWebサイトの情報に基づく記事ですので、是非何らかのご活用をいただけたら嬉しいです。それではどうぞご覧ください!
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、スウェーデンのエリック・ストルターマンさんが2004年に提唱した概念であり、「デジタル技術が浸透することで人間の生活のあらゆる面で引き起こす、あるいは良い影響を与える変化」を指しています。
IPA(情報処理推進機構)でDXに関する様々な情報が整理されており、以下のような動画もYoutubeで提供されています。
動画で正確に把握されたい方は見ていただくといいかと思います。
動画を見るのが大変な方もいらっしゃると思いますので、簡単に要約させていただきます!
動画内のDX定義では以下の大きく5つがDXのポイントとされています。
- ユーザに新しい価値を生むこと
機能や効率の向上だけではDXとは言えない - デジタル技術で課題解決
デジタル技術を導入するだけでなく、実際に組織の課題解決をする必要がある - トップが経営の変革をリード
現場が実務を改善するだけではない - 事業モデルの変革
業務プロセスの改善だけではない - 業界を横断して実践
自社内部のみに閉じない
すなわち、DXとは「ITと経営の一体化で実現」されることだと整理されています。
さきやんも実際に5年程度DX推進に関連する業務を経験していますが、概ねIPAで定義された5つのポイントはその通りだなと感じます・・・
すみません、少し正直にお伝えすると、「⑤業界を横断して実践」というのはさすがに広すぎるというか、IPAの立場上での定義だろうな、とは思いましたw
ちなみに、DXという概念を言葉を提唱したエリック・ストルターマンさんが2022年12月の記事(ビジネス+ITさんより)で
発表から18年を経たいま、当時と比べてDXの定義に変化はありましたか?
という問いに対して以下のような回答をしています。
基本的な概念と定義に変化はありません。ありとあらゆる物事がデジタル化されると、すべてが根源的に変化するという考え方は、当時のままです。
しかし、多くの企業がDXを実践し、あらゆるチャレンジをしようとしているものの、すべてが正しく実行できているかと言えばそうとは限りません。
出典:ビジネス+IT(https://www.sbbit.jp/article/cont1/100265)
18年たってもDXという概念は変わらないようですね。
概念的なものは抽象的で解釈も色々とできるので当たり前なのかもしれませんがw
DXを語ろうとすると(おそらく)誰もがぶつかる問題として「結局IT化と何が違うのか?」ということがあります。
そのあたりの情報は数多くのWebサイトで紹介されてますので、その一例としてIPAで提供しているDX SQUAREのWebページをご覧いただくといいかと思います。
とはいえ、さきやん視点でシンプルにお伝えすると、DX実現までには段階・ステップがあるということを認識いただければいいと思います。
大きく3つのステップでDX実現につなげていくことが可能です。
デジタイゼーションは「アナログや物理的な情報(データ)をデジタル化」することです。
例えば、紙の資料をPDF化したり、手紙をEメールにしたり、印鑑(ハンコ)を電子印鑑にしたりすることです。
デジタライゼーションは「デジタル技術を活用することで業務プロセスや商品・サービスの付加価値を高めること」を指しています。
会社でよく見るシステム導入などによる業務のIT化はこのデジタライゼーションのことを言っています。
例えば、エクセルで実施しているプロジェクト管理をプロジェクト管理ツールを導入することで効率化したり、パソコンで手動でコピペしているような作業をRPA(Robotic Process Automation)を導入することで自動化したりすることです。
デジタルトランスフォーメーションは概要やポイントは冒頭でご説明しましたが、デジタイゼーション(IT化)という手段を活用することで、事業モデルの変革であったり、ユーザに新たな付加価値を提供し続けられるようなトランスフォーメーション(変革)につなげていくことができると考えられています。
また、経済産業省のガイドラインでは次のように定義されており、「つなげていく」という中途半端な表現にしたのはDXがデジタライゼーションだけでは到底たどり着けるものではないことを考えての記載にしています。
さきやんの場合、最初はDX推進といいつつ、業務上で実施していたのはデジタイゼーション推進でしたww
DXの概要や実現のステップを説明させていただきましたので、今度は「なぜDXが必要なのか」についてご紹介したいと思います!
まずはじめに、IPA(情報処理推進機構)が必要性に関して動画にしてくれていますのでご紹介いたします!
こちらも動画を要約させていただきますが、必要性として大きく4つのポイントがあります。
- カイゼンでの生産性向上には限界がある
テクノロジーで人間の力が飛躍的に向上すれば全く違うレベルでのアウトプットが期待できる - デジタル革命の波に取り残される
世界の市場やユーザの変化についていけなくなる - イノベーションが起きにくい
日本から世界的なビジネスやサービスが生まれるケースが少ない - 世界競争力が低迷している
グローバルでの競争力を高めていかなければならない
上記の必要性に対して、「データ」と「デジタル技術」を活用してDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現が求められている環境がありますが、実現できているのは限られば企業になっています。
その課題としては大きく3つのポイントがあります。
- デジタル化が目的に
手段が目的になってしまい、導入・利用までで終わっている - トップがコミットしていない
掛け声だけで必要な資源や仕組みがそろわない - IT部門へ丸投げ
基盤になるシステムの改良が進まない
なので、トップが「DXでどんな価値を生み出すのか」DX実現のための具体的なビジョンを提示する必要がある旨、動画でまとめられています。
さきやんの場合、ただの一般会社員なのでトップやエグゼクティブの視点で必要といわれても困っちゃいますよねw とはいえ、DXを推進していたらわかっていただけると思いますが、本当にトップのビジョンとコミットはとても重要です・・・
DXの話をする際によく出てくる言葉として「VUCA(ブーカ)」があります。
「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の4つの英単語の頭文字を取った造語になっています。
VUCAは「変化が激しく将来の予測が困難な状況」であることを表現していて、「我々の取り巻く状況が目まぐるしく変化する現代」を指して、「VUCA時代」などと呼ばれる場合もあります。
このVUCA時代への対策としてDX推進は必要不可欠だと言われていますが、ワークフロー総研でとても分かりやすい記事をまとめていただいていますので、VUCAについて詳しく知りたい方はそちらをご覧いただくのがいいと思います。
IPAでは「DX白書2023」を発行しており、概要は以下の通りです。
企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、将来の予測が困難となっています。そのため、企業にとって新たな事業環境にあわせた事業変革は優先度の高い取組事項となっています。このような中、企業は環境変化への迅速な対応や、システムのみならず企業文化をも変革していくDX(デジタルトランスフォーメーション)への取組が必要となっています。
出典:IPA(https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/dx-2023.html)
IPAは2009年から「IT人材白書」、2017年から「AI白書」を発行し、IT人材や新技術の動向について情報を発信してきました。2021年には、デジタルトランスフォーメーションの進展を背景に、両白書から人材と技術の要素を継承しつつ、戦略の視点を加えた新たな白書「DX白書2021」を発刊しました。このたび、「DX白書2021」の続刊として、日米企業アンケート調査結果の経年変化や最新動向、国内DX事例の分析に基づくDXの取組状況の概観、DX推進への課題や求められる取組の方向性などについて解説する「DX白書2023」を公開しました。
こちらのDX白書2023ですが、なんと366ページもあります。。。
ちゃんと読み切るととても勉強になりそうですが、さきやんもまだ読めておらず…こちらはまたの機会に読めたら要約などしてみたいと思っています。
ご興味のある方は是非以下のリンクからご覧になっていただくといいかと思います。
ここまででDXの概要や課題などをご紹介させていただきました。
ここから具体的にDXを実現するために必要なことや方法をご紹介したいと思います。
企業視点で書きたいこと、書くべきこと・・・
さきやんはもちろん一般会社員、かつ、DX推進を自社向けに実施しているのでネタは色々とあるのですが、こういった情報はコンサル系の企業などがうまくまとめてくれていそうなのでそんな記事をご紹介(+さきやんの重要だと考えるポイントを記載)しておくだけにしたいと思いますw
さきやんがコンサルに転職したいと思うような時が来たら、改めて頭の中の情報を整理するためブログ記事化したと思います!
前提として、DXにデジタライゼーションが必要なことは自明になるため、その点は割愛させていただきます。
上記から、デジタライゼーション(IT化)という手段以外に必要なことをまとめていきたいと思います。
大きく4つのポイントで紹介します(重複しているような内容もあると思います)。
① カルチャー変革
② 7つのプロセス
③ データドリブン
④ 人材育成
改めて記事を並べてみるとDX実現には本当に多岐にわたる対応が必要だなと感じます
ここまでご覧いただき本当にありがとうございます。ここからがさきやんが一番伝えたい記事の内容です。
こちらの記事が既にDX推進をされている方やこれからDX推進が必要な方々のアクションのヒントになれば嬉しいです!
さきやん自身は完全にそう思ったことなんですが・・・
「DX実現は果てしない・・・ひとりの会社員でできることではない」
ということです。
今までの説明でもあったように、結局トップのコミットや組織改革などは必須であり、この考えというか結論は自明なことだとは思いますが、IT化とDXを同じだと考えているとたどり着けずにいるような人もいる気がします(さきやんの会社内ではちゃんといましたw)。
今回の記事でそのような人はDX実現に必要なこと(要素)を改めて知っていただき、さきやんのような結論に至り、DX実現は他人事(トップ任せ)にすべき・・・
ということが言いたいわけではありません!
一般会社員ではどうしようもないDX実現に必要な要素を理解してもらい、一般会社員として何ができるのか、何をすべきなのか、さきやんが悩み苦しんで至ったアクション案をご紹介したいと思います。
さきやんが一般会社員がDX実現に向けて起こすべき(起こせる)具体的なアクションは大きく3つあると思っています。それは「マインド」「スキル」「リレーションシップ」の観点です。詳細は次節で説明します。
かなり無理やり3つに絞ったのですが、コンサル業界で使われる「マジックナンバー」という考え方で「結論に対して具体例を3(や7)つ提示すると説得力があるように感じさせられる」というテクニックを意識してしましましたw
コンサルでもないですが、結構この3つというのはいい数字だと思って業務上でも使っています!
一般会社員としての具体的なアクションの1つ目は「マインドを変化させる」ことです。
マインドについてはビジネスだとマインドセットとも呼ばれたりすると思いますが、心構えや精神状態、考え方、思考パターンのことを指しています。
この「マインドを変えていく」「マインドを柔軟に変化させる」べき、ということをお伝えしたいです。
では、「どのようにマインド変化をさせていくか」について、何か正解があるわけではないですが、様々な考え方や思考方法を学ぶこと(インプットを増やす)だと思います。
さきやんがDX推進をしていく上でとても有益だと思う考え方や思考方法を3つご紹介させていただきます。
イシューとは「課題」「論点」「問題点」等のことで、イシュードリブンとは「問題を考えて行動する」ということを指しています。
本当に「当たり前なこと」だとは思いつつ、推進していくとこの視点がない状態の施策や関係者を見かけることがあります。
基本的に取り組みを行う前にイシューを設定して業務を推進していくことが重要なのですが、具体的なやり方・整理方法がわからないということがあるかと思います!
そういった方はクリティカルシンキングというフレームワーク・思考方法も活用するといいと思います。
さきやんもまだ体系的に整理できていないので、またの機会に記事としてまとめたいと思っています。
気になった方はググっていただければと思います。
データドリブンはすでにご紹介しましたが、一般会社員が具体的なアクションする際にも重要になってきます。
シンプルにお伝えすると「データ(定量的な情報)」で判断・意思決定をすること、できるように対応することが重要になるということです。
①で紹介したイシューを整理する際にも「勘や経験」だけで課題を定義してしまうと誤った判断や意思決定につながっててしまいます。
そこでデータを取り扱っていく上でデータ分析に関する知識が必要になります。データ分析を行う職種としてはデータサイエンティストがありますが、ビジネス・データサイエンス・データエンジニアリングとバランスよくスキルや知識を有している必要があります。
データドリブン思考を身に着けるためには、データ分析に関する知識を身に着けていくのがいいと思います。
さきやんもこのあたりの体系的な知識を把握するためにデータサイエンティスト検定の受験をしました。記事化していますので是非ご覧いただければ幸いです!
最後に、アジャイル思考とデザイン思考をご紹介します。こちらは同じ思考方法ではないのですが、セットで業務上使うことが多かったのでまとめて記載しています。
アジャイル思考とは「短い期間でPDCAサイクルを回して対象の価値を高めていくこと」です。最近当たり前になっているアジャイル開発も短い期間でバックログ(開発物)を作成・評価を繰り返しています。
デザイン思考とは「ユーザー視点に立ってサービスやプロダクトの本質的な課題・ニーズを発見し、ビジネス上の課題を解決する際の思考方法」であり、デザインシンキングとも呼ばれています。
なぜこの2つをご紹介したのかというと、①と②では足りない要素(ユーザ目線や短期間であること、など)をこの思考方法・考え方がカバーできるからです。
柔軟に変化に対応していくためにとても重要な考え方だと思っています。
さきやんもまだ体系的に整理できていないので、またの機会に記事としてまとめたいと思っています。
気になった方はググっていただければと思います。
一般会社員としての具体的なアクションの2つ目は「スキルを身に着ける」ことです。
当たり前のことを言ってすみません。。。でもこれが結局重要なので2つ目に挙げさせていただきました。
では、「どんなスキルを身に着けるべきなのか」とても気になると思いますが、本当に多岐にわたるドメイン知識やビジネススキルが必要になっています。
経済産業省で以下のように「DX推進スキル」として5つの人材類型に定義されています。
DXを推進する人材の役割や習得すべき知識・スキルを示し、それらを育成の仕組みに結び付けることで、リスキリングの促進、実践的な学びの場の創出、能力・スキルの見える化を実現するために策定しました。
出典:経済産業省(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/skill_standard/main.html)
また、具体的な「スキルのカテゴリ」は以下のように定義されています。
全人材類型に共通する「共通スキルリスト」は、DXを推進する人材に求められるスキルを5つのカテゴリー・12のサブカテゴリ―で整理している
(データサイエンティストのロールの一例として以下がの資料が掲載)
出典:経済産業省(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/skill_standard/20221221002-1.pdf)
こちらの経済産業省の定義が日本では基準になるケースが多いと思いますが、1つ1つの人材類型に必要なスキルがとても多岐に渡っていることはお分かりいただけるのではないでしょうか。
さきやんは正直あきらめかけました・・・(さすがに広範囲をいまさら学べない…)
ですが何とか自身や家族の将来のためと思い、社内の研修やトレーニングを受講したり、自己啓発的な資格の学習を実施しています。
皆様もおそらく多岐に渡りすぎてどこから手を着けるべきなのかわからない方も多いと思います。そんな場合は自身の会社の研修制度があればうまく活用したり、自社の業務に関連するドメイン知識や共通スキルの学習から始めるのがいいかと思います。
さらに「全然ぴんと来ない方」には「データサイエンティスト検定」の受験がおすすめです!さきやんも得意ではない領域でしたが3週間で何とか合格することができました!
以下で記事にもしていますので是非参考にしていただければと思います!
【2024年】3週間でデータサイエンティスト検定(DS検定)に合格する方法は?受験メリットや学習方法などを紹介これが最近話題に挙がっている「リスキリング」ですね!
最初から「リスキリングしましょう!」とお伝えしたほうがわかりやすかったかもしれないと思ったりしますw
リスキリングという言葉が若干バズワード化していますが、時代の変化・ニーズに応じて学習していくことは普通のことだとさきやんは思ったりしますw
一般会社員としての具体的なアクションの3つ目は「リレーションシップ(人間関係)を構築する」ことです。
またまた、当たり前のことを言ってすみません。。。しかし、これもとても重要なので最後の3つ目に挙げさせていただきました。
DX実現に向けて「カルチャー醸成」の必要性を途中でご紹介しましたが、このカルチャー醸成に対して有効的な対策というのが「コミュニティ活動」であり、ぜひ「(社内)コミュニティ活動に参加する」ということをお伝えしたいです。
企業文化を醸成・浸透させるためのポイントとして、「自分はこのビジョンを持つ企業に属している」という自覚を促すことが大切です。そのためには、日頃の行動や成果に対する適切なフィードバックや称賛を与え合うことが効果的です。
出典:TUNAG(https://biz.tunag.jp/article/2625#3)さきやんカルチャーを醸成していくことに対してはこちらの記事で色々と詳細に記載いただいていますが、正直難しいなと思ったのでさきやん視点でシンプルにお伝えしたいと思います
まず「コミュニティ活動」って何という方は以下の記事などを読んでいただくといいかと思います。
ある程度の規模の企業になると社内で様々なコミュニティを有志で構築していたりします(上記の記事では社外コミュニティの紹介)。
そのような場には特定の技術に対する有識者やスキルの高い人などが集まります。例えばデータ分析に関連するようなコミュニティであればデータサイエンティストの人たちが集まり、データドリブン文化を醸成していく場合にはとても重要な関係者になります。
ゴールはあくまでもDX実現ですが、実現に必要なカルチャー醸成を効率的に行うためにコミュニティ活動に参加し、有識者との関係性(リレーションシップ)を構築しておくと、自身のやりたいこと(例えばデータ分析の浸透など)を推進する際にとても強力な味方・仲間になってもらえます。
組織に閉じていないということもコミュニティ活動のメリットで、特定のプロジェクトを推進する際に縦割りであったり組織の壁にぶつかるケースが数多く発生します。その際にも部署を超えて有識者とつながっておけると、異なる業務ドメインのノウハウや情報を得たり、プロジェクトにうまく入ってもらえたりするケースもあります。
ですので、「(社内)コミュニティ活動に参加する」ということをお勧めしたいです。
「社内コミュニティがない」という場合はすみません。社内プロジェクトだとあまりサポートしてもらえる範囲は少なくなりますが、社外コミュニティに参加して有識者のノウハウ・情報を吸収したり、人間関係を構築しておくことだけでもとても有益です!
また、もう一点重要なことをお伝えさせていただきます。それは「トップ・エグゼクティブとの関係性を構築する」ということです。
さきやんもあまりできていないことですが、コミュニティ活動と並行して、意思決定ができるエグゼクティブ(経営層)との関係性を良好に作れるかどうかが、DX実現・推進に重要なことは感覚的にご理解いただけるのではないかと思います。
コンサルティング会社の人たちはこの辺の進め方がうまく、エグゼクティブとの関係性を早期に構築しようとします。一般会社員にはなかなかできないアプローチの仕方なのでうらやましいと思う一方、外部(社外)だからできる内容(アクション)だなと思います。
エグゼクティブとの関係性が構築できると圧倒的にDX推進に関するプロジェクトが進めやすくなります。
社内の規模にもよりますが、社員が軽く5千人以上いるようなさきやんの会社ではそう簡単に関係性は構築できないので、こちらをご覧の方でもしそんな機会が得られるようなタイミングがあったら是非活かしてください!
さいごに、「いまさら聞けないDXとは?一般会社員が考える企業内でDXを実現するためのアクションを紹介」と題して紹介した記事についてまとめさせていただきます。
以上、本記事は終わりになりますので、ここまで読んでいただいた方は誠にありがとうございました!
今後もできれば色々とまとめていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!
DX実現・推進には様々な事例や情報を知る必要があります。
参考になりそうなサイトを情報を掲載しますので参考にしていただければと思います!
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)で運営され、様々なDXに関する情報を体系的に整理いただいていますので、参考になる情報は多いと思います。
DX推進の旗を振っている経済産業省内でのDXの取り組みが紹介されています。
IPAが発表したDXに関連する様々な取り組みや課題をまとめられた資料が閲覧できます。
経産省やIPAに関する情報が増えてしまいましたが、どんな情報(データ)を意思決定や判断に利用するかはとても重要になるため、皆様も正しい情報からDX推進をしていただければ幸いです。以上です。