【簡単】1分でわかる!マジック・クアドラントとは? Gartner Magic Quadrantについて解説

こちらの記事では、ビジネスパーソンの方向けに簡単にガートナー社の「マジック・クアドラント(Magic Quadrant)」とは何か?ビジネスパーソンがどのように使えるのか?についてご紹介させていただきます!

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どーも、さきやんです!ご覧いただきありがとうございます。

こちらの記事にたどり着いているということはマジック・クアドラント(Magic Quadrant)に興味・関心がある方だと思っています。

お時間のない方も多いと思いますので、シンプルに結論からご紹介させていただきます!

さきやん
さきやん

こちらの記事は以下のような人におススメだと思います!

  • マジック・クアドラントが何か知りたい
  • マジック・クアドラントをどう使うのか知りたい
  • 短時間で内容を把握したい

さらに詳細を把握したい方は全ての記事をご覧いただければ幸いです。それではどうぞご覧ください!

マジック・クアドラントまとめ

短時間で知りたい方(お時間のない方)はこちらの内容(章)のみご覧いただければ把握できると思います。

マジック・クアドラント(Magic Quadrant)」とは、リサーチ&アドバイザリ事業に強いGartner社が、様々な市場におけるテクノロジ・サービスプロバイダーの相対的な位置付けを調査しており、4タイプの分類(象限:クアドラント)でグラフィカルに表現して企業向けに提供されているものです。

4つの分類は「リーダー」「概念先行型」「特定市場指向型」「チャレンジャー」で以下のように定義されています(出典:ガートナージャパン)。

  1. リーダー
    ビジョンを実行できており、将来のポジションを確立
  2. 概念先行型(ビジョナリー)
    市場の方向性を理解している、あるいは市場ルールを変えるビジョンを持っているが実行に移せていない
  3. 特定市場指向型(ニッチプレイヤー)
    小さなセグメントに焦点を合わせることで成功を収めているか、焦点が定まっていないために他社よりも革新的ではなく、実績も他社を凌ぐものではない
  4. チャレンジャー
    現在高い業績を誇っているか、大きなセグメントを支配していても、市場の方向性を理解していることを示していない

ビジネスパーソンが利用する際には、利用企業のニーズや状況により決まり、「①リーダー事象のベンダーだから決める」ということは推奨されていません。あくまでも利用企業の判断・意思決定の確からしさを示す際に利用することになります。

さきやん
さきやん

はい、ここまでで1分ぐらいではないでしょうか?もう少し深く内容を確認されたい方は是非この後の記事もご覧いただければ幸いです!

マジック・クアドラントとは?

マジック・クアドラントは、視覚的なスナップショット、詳細な分析、実用的なアドバイスを提供し、市場の方向性、成熟度、参加者に関するインサイト(示唆)を提供する

ビジョンの完全性」と「実行能力」に基づいてベンダーを評価する 2 次元のマトリックスを使用する4タイプに分類

  ① リーダー
   概念先行型(ビジョナリー)
   特定市場指向型(ニッチプレイヤー)

  ④ チャレンジャー
  

マジック・クアドラントは対象市場の「リーダー」ポジションのテクノロジー・サービスプロバイダーのWebサイトからダウンロードすることが可能(すべてとは限らない)

ビジネスパーソンの活用方法とは?

マジック・クアドラントの利用方法は、利用企業のニーズや状況により決まる

リーダー象限のベンダーだから決めるということは推奨されていない

利用企業は「ニーズの明確化(機能・非機能要件の整理)」を行い、導入したいサービスや製品の調査を行う。その際に、マジック・クアドラントの2次元マトリックスを利用し、外部(ガートナー)の調査結果を添えて「判断・意思決定の確からしさ」を示す際に活用

ガートナー(Gartner)とは?

Gartnerとは、アメリカに本社があり、世界各国85以上の拠点に19,500人以上の従業員(2023年3月末時点)のいるリサーチ&アドバイザり事業などを中心に数多くの大企業や政府機関を顧客にしている企業です。

リサーチ&アドバイザリ事業以外にもいくつかの事業・サービス提供をしている旨の記載があります。

    ガートナーの主要サービスは、世界2,000名以上の各分野の専門家による調査分析レポートと専門家への相談サービスを提供するリサーチ&アドバイザリ(Research & Advisory)、リサーチ&アドバイザリに加えてCIOを対象とした会員制コミュニティやCIO経験者による支援を提供するエグゼクティブプログラム(Gartner Executive Program)、専門家を一堂に集めて集中的な講義や議論などを行うコンファレンス(Gartner Conference)、リサーチで得られたアセットを活用して具体的な成果物を提供するコンサルティング(Gartner Consulting)から構成されている。

    出典:Wikipedia

その他にも以下のような特徴から世界的に有名な企業であることがわかるかと思います。

  1. 経営期間も40年以上
  2. S&P500の構成企業
  3. 顧客企業は世界100カ国以上
  4. 売上高で55億ドル

とはいえ、エグゼクティブ向けをメインにサービス提供されており、日本では他にも多くのメガコンサルティングファームがありますので、一般社員にはあまり認知されていない企業ではないのでしょうか・・・

日本でも様々な企業が顧客になっており、「リーサチ&アドバイザリ」が収益性が最も高いことからも「リーサチ」に関しては信頼性が高い企業だと考えて大丈夫かと思います。

さきやん
さきやん

さきやんも経営層と話す機会が少し増え始めたタイミングでGartnerという名前をよく聞くようになりました。知らないだけで色々とエグゼクティブ(経営層)向けにアプローチされている可能性が高いですね…

Note
  • Gartnerはアメリカに本社がある「リサーチ&アドバイザり」の事業を中心とした企業
  • 日本国内でも様々な企業が顧客になっている

マジック・クアドラントとは?

ガートナー(Gartner)ついて簡単に紹介させていただきました。

続いて、本題の「マジック・クアドラント(Magic Quadrant)」についてご説明したいと思います!Gartner本社側の情報を参考にまとめさせていただきます。

マジック・クアドラント概要

マジック・クアドラントは、市場の成長が高く、プロバイダーの差別化が際立っているテクノロジーおよびサービスプロバイダーの位置付けをグラフィカルに比較したものです。

ビジョンの完全性」と「実行能力」に基づいてベンダーを評価する 2 次元のマトリックスを使用して、ライフサイクルの中間段階(新興市場や成熟市場ではない)にある市場を表します。

市場とそのテクノロジー、サービスプロバイダーを評価することは、ビジネスに不可欠なタスクであり、市場の全体的な方向性はしばしば進化しています。マジック ・クアドラントは、市場とその参加者(テクノロジーおよびサービスプロバイダー)のスナップショットを提供することでこれらの問題を解決します。

マジック・クアドラントにより、現在および未来のニーズに対するベンダーの強みをマッピングできます。

また、この評価は1年~2年周期で更新され、更新されると前回の評価は廃止されます。

Note
  • マジック・クアドラントは、視覚的なスナップショット、詳細な分析、実用的なアドバイスを提供し、市場の方向性、成熟度、参加者に関するインサイト(示唆)を提供する
  • ビジョンの完全性」と「実行能力」に基づいてベンダーを評価する 2 次元のマトリックスを使用する
  • 現在および未来のニーズに対するベンダーの強みをマッピングする
  • テクノロジー市場ごとに1年~2年周期で更新され、更新されると前回の評価は廃止される

評価基準

マジック・クアドラントでは、「ビジョンの完全性」と「実行能力」という 2 つのカテゴリで標準的な基準を使用しますが、次に、「高・中・低」の重要度に基づいて優先順位を付けて重み付けすることにより、格付け基準を市場に適応させます。

基本的に標準基準はすべてのマジック・クアドラントに共通です。2つのカテゴリの標準基準は以下の通りです。

ビジョンの完全性

市場理解買い手のニーズを理解し、これらのニーズを製品やサービスに変換するベンダーの能力。最高度のビジョンを示すベンダーは、バイヤーが何を求め、何を必要としているのかに耳を傾け、理解し、その情報を使用して関係を形成または強化することができます。
マーケティング
戦略
明確で差別化された一連のメッセージが組織全体に一貫して伝達され、オンラインプレゼンス、広告、顧客プログラム、イベント、ポジショニングステートメントを通じて公表されます。
販売戦略ベンダーの市場範囲やスキル、専門知識、技術、サービス、顧客ベースの範囲と深さを拡大するために、直接・間接販売やマーケティング、サービス、通信関連会社の適切なネットワークを使用する製品またはサービスを販売するための戦略。
オファリング
(製品) 戦略
現在・将来の要件に関連する差別化、機能、方法論、強調された機能セット、製品開発・サービス提供に対するベンダーのアプローチ。
ビジネスモデルこの市場におけるベンダーの基本的なビジネス提案の妥当性と論理。
垂直/産業戦略垂直産業を含む個々の市場セグメントのニーズを満たすために、リソースやスキル、製品を指示するベンダーの戦略。
イノベーション競争上の優位性、投資、統合、または買収に対する防御のためのリソース、専門知識、または資本のマーシャリング。
地理的戦略その地域や市場に応じて、直接またはパートナー、チャネル、子会社を通じて、その「本拠地」またはネイティブ エリアを超えて、地域のニーズを満たすためにリソースやスキル、製品を提供するためのベンダーの戦略。

実行能力

製品/サービス市場で競合し、サービスを提供する、ベンダーが提供する主要な商品とサービス。このカテゴリには、製品とサービスの機能や品質、機能セット、スキル (ネイティブまたはOEMを通じて提供されるもの) が含まれます。これらは、市場定義で定義され、場合によっては他の基準によってさらに詳細に説明されます。
全体的な
存続可能性
ベンダーの全体的な財務健全性の評価、関連するビジネス ユニットの財務的および実際的な成功、およびそのビジネスユニットがベンダーの製品ポートフォリオ内の製品への投資と提供を継続する可能性が含まれます。
販売実行/価格設定プリセールスおよび販売活動におけるベンダーの能力と、この市場でそれらをサポートする構造。この基準には、取引管理、価格設定と交渉、プリセールスサポート、および販売チャネルの全体的な有効性も含まれます。
市場への
対応力と実績
機会の発展や競合他社の行動、顧客のニーズの進化、市場力学の変化に応じて、対応し、方向を変え、柔軟性を持ち、競争上の成​​功を収めるベンダーの能力。この基準では、ベンダーが時間の経過とともにどの程度対応してきたかも考慮されます。
マーケティング
の実行
ベンダーのメッセージを配信して市場に影響を与え、そのブランドとビジネスを宣伝し、製品とサービスの認知度を高め、製品との肯定的なアイデンティティを確立するために設計されたマーケティングプログラムの実行の明確さ、品質、創造性、有効性、ブランドまたはベンダーとバイヤー。これらのプログラムには、広告、プロモーション、ソートリーダーシップ、口コミ、販売活動などの要素が含まれる場合があります。
カスタマー
・エクスペリエンス
顧客が評価対象の製品で成功できるようにする関係、製品、サービス、およびプログラム。この基準には、評価対象の製品のテクニカルサポートまたはアカウントサポートを顧客が受ける方法が含まれます。また、補助ツール、カスタマーサポートプログラム (およびその品質)、ユーザーグループの可用性、サービスレベルアグリーメントも含まれます。
運用目標とコミットメントを達成するためのベンダーの能力。これには、ベンダーが効果的かつ効率的に運営できるようにするスキル、経験、プログラム、システム、その他の手段など、組織構造の品質が含まれます。
さきやん
さきやん

標準基準だけでも観点が多岐に渡ることがわかるかと思います!

テクノロジー・サービスプロバイダー

マジック・クアドラントの対象とされているカテゴリ(テクノロジー・サービスプロバイダー)は以下のガートナージャパンの情報をベースにまとめさせていただきます。

I&O/
未来志向型テクノロジ
・クラウド・インフラストラクチャ/プラットフォーム・サービス
・SD-WAN
・アプリケーション・パフォーマンス監視/可観測性
・エンタプライズ・バックアップ/リカバリ・ソフトウェア・ソリューション
・ユニファイド・エンドポイント管理ツール
・マネージドIoT接続サービス
・HCIソフトウェア
・WANエッジ・インフラストラクチャ
セキュリティ/
リスク・マネジメント
・SIEM
・特権アクセス管理
・セキュリティ・サービス・エッジ
・ネットワーク・ファイアウォール
・アクセス管理
アプリケーション/
SWエンジニアリング
・全ライフサイクルのAPI管理
・クラウド・データベース管理システム
・クラウドHCMスイート
・フィールド・サービス管理
・データ統合ツール
・適応型プロジェクト管理/レポーティング
・製造業向けクラウドERP
・CPQアプリケーション・スイート
・クラウドAI開発者サービス
・営業支援プラットフォーム
・サービス業向けクラウドERP
・デジタル・コマース
・サービスとしてのコンタクトセンター
・ロボティック・プロセス・オートメーション
・インダストリアルIoTプラットフォーム
・アナリティクス/BIプラットフォーム
・デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム
・クラウド・データベース管理システム
・顧客の声
・データ統合ツール
・クラウドHCMスイート
・会議ソリューション
・製造業向けクラウドERP
・マルチエクスペリエンス開発プラットフォーム
・CPQアプリケーション・スイート
・全ライフサイクルのAPI管理
ソーシング/調達/
ベンダー管理
・カスタム・ソフトウェア開発サービス
さきやん
さきやん

さきやんも調べてみてこんなにたくさんのマジック・クアドラントがあることを知りましたww

おそらく必要なマジック・クアドラントはご覧の方々により異なるかと思います!

4タイプの分類

続いて、4タイプの分類について、簡単にご説明させていただきます。

  1. リーダー
    ビジョンを実行できており、将来のポジションを確立
  2. 概念先行型(ビジョナリー)
    市場の方向性を理解している、あるいは市場ルールを変えるビジョンを持っているが実行に移せていない
  3. 特定市場指向型(ニッチプレイヤー)
    小さなセグメントに焦点を合わせることで成功を収めているか、焦点が定まっていないために他社よりも革新的ではなく、実績も他社を凌ぐものではない
  4. チャレンジャー
    現在高い業績を誇っているか、大きなセグメントを支配していても、市場の方向性を理解していることを示していない

それぞれを2次元マトリックスにプロットすると以下の通りです。

さきやん
さきやん

番号に深い意味は全くありませんのでご注意ください。数学の第1象限~第4象限の順番で番号を振ってもよかったかなと後から思いました・・・すみませんw

4タイプの分類はさらに詳細な説明がありますので、ご興味のある方はご覧ください。

① リーダー

リーダーは、市場の需要を満たす成熟した製品を提供し、要件が進化しても市場での地位を維持するために必要なビジョンを示しています。リーダーの特徴は、市場をリードし、その全体的な方向性に影響を与えることができるまで、提供するものに集中し、投資することです。その結果、リーダーは、新しい市場の提供物がどのように進化するかを理解しようとするときに、注目すべきベンダーになることができます。

リーダーは通常、(市場規模に比べて) 大規模で満足のいく顧客基盤を持ち、市場内で高い知名度を誇っています。その規模と財務力により、困難な経済においても存続することができます。

リーダーは通常、幅広い市場の要件をサポートすることで、幅広い市場の聴衆に対応します。ただし、垂直市場やその他のより専門的なセグメントの特定のニーズを満たすことができない場合があります。

② 概念先行型

概念先行型(ビジョナリー)は、市場がどのように進化するかについてのガートナーの見解と一致していますが、そのビジョンを実現する能力はあまり証明されていません。成長市場では、これが典型的な状況です。より成熟した市場では、主流の需要に先んじてイノベーションを販売するなど、小規模なベンダーの競争戦略を反映している場合もあれば、マンネリ化や差別化を図ろうとしている大規模なベンダーを反映している場合もあります。

ベンダーと顧客にとって、概念先行型(ビジョナリー)は高リスク高報酬のカテゴリーに分類されます。多くの場合、新しいテクノロジー、サービス、またはビジネス モデルを導入し、財務力、サービスとサポート、および販売と流通チャネルを構築する必要がある場合があります。概念先行型(ビジョナリー)がチャレンジャーになるかリーダーになるかは、顧客が新しいテクノロジーを受け入れるかどうか、またはベンダーが自社の強みを補完するパートナーシップを構築できるかどうかによって決まります。

概念先行型(ビジョナリー)は、リーダーやチャレンジャーにとって魅力的な買収対象となることがあります。

③ 特定市場指向型

特定市場指向型(ニッチプレーヤー)は、市場のセグメントでうまくいくか、より広い市場で革新したり、他のベンダーを凌駕したりする能力が限られています。これは、特定の機能や地理的地域に焦点を当てているか、市場への新規参入者であることが原因である可能性があります。あるいは、市場から遠ざかりつつある市場で関連性を維持するのに苦労している可能性もあります。

特定市場指向型(ニッチプレーヤー)はかなり幅広い機能を備えている場合がありますが、実装とサポートの機能が限定されており、顧客ベースも比較的限られています。彼らは、製品に対する強いビジョンを示していません。

エンド ユーザーにとって、特定市場指向型(ニッチプレーヤー)を評価することは、他の象限のベンダーを評価することよりも困難です。進歩する可能性があるベンダーもあれば、うまく機能しないベンダーもあり、幅広い市場の需要に対応するためのビジョンや手段を持っていない可能性があるからです。

特定市場指向型(ニッチプレーヤー)は、お客様の要件に最適な場合があります。ただし、それが市場の方向性に反する場合、たとえそれが提供するものを気に入っていても、長期的な存続が脅かされるため、リスクの高い選択になる可能性があります.

④ チャレンジャー

チャレンジャーは強力な実行能力を備えていますが、新規顧客に対して強力な価値提案を維持するための計画を持っていない可能性があります。成熟市場の大規模なベンダーは、リスクを最小限に抑えるか、顧客や自社の活動を混乱させないようにすることを選択するため、チャレンジャーとして位置付けられる可能性があります。

チャレンジャーは通常、かなりの規模と財源を持っていますが、強力なビジョン、イノベーション、または市場ニーズの全体的な理解に欠けている可能性があります。チャレンジャーは、大規模ながらも縮小しつつあるセグメントを支配する寿命が近づいている製品を提供する可能性があります。

挑戦者は、ビジョンが発展すればリーダーになることができます。時間の経過とともに、製品サイクルと市場のニーズが変化するにつれて、大企業はチャレンジャー象限とリーダー象限の間で変動する可能性があります。

以上が4タイプの分類ですが、「リーダー」のテクノロジー・サービスプロバイダーを選択すればよい、というわけではないのでご注意ください。

後ほど、「ビジネスパーソンの活用方法」のところで整理させていただきたいと思います。

Note
  • マジック・クアドラントはテクノロジー・サービスプロバイダーの観点を4タイプで分類してプロット
  • 4タイプは「リーダー」「概念先行型(ビジョナリー)」「特定市場指向型(ニッチプレイヤー)」「チャレンジャー
  • 「リーダー」のテクノロジー・サービスプロバイダーを選択すればよい、というわけではない

入手方法は?

続いて、このマジック・クアドラントの情報を入手する方法をご紹介させていただきます。

大きく2つ(+1つ)あります。

  1. ガートナージャパンに問い合わせて入手する
    ガートナージャパンのWebページに問い合わせフォームがあるため、そのルートで入手するのが良いかと思います。
    無料で提供してもらえるかどうかは不明ですが、おそらく無料ではないかと思います。ビジネスパーソンの方はもしかしたらガートナージャパンと自社が契約しているケースもあるかもしれませんので、社内で確認されるのもいいかと思います。
  2. 対象の市場・テクノロジー・サービスプロバイダ経由で入手する
    レポート・ドキュメントの形として入手する場合はこちらの対応がいいかと思います。対象の市場ごとにリーダーが存在しており、リーダー側の企業は自社のアピール・宣伝も兼ねてレポートを無料で展開しているケースがあります。例えばBIプラットフォームの場合、Qlik社は(会員登録を行ったうえで)ガートナーレポートが見られるようになっています(下部で補足します)。
    無料で見たい場合は、対象市場のリーダーの企業が提供しているレポートを入手するといいと思います。
  3. Googleで検索する(画像検索)
    こちらは言うまでもないお話ですが、ググればマジック・クアドラントの2次元マトリックスの最新情報は閲覧できます。レポートをフルでダウンロードできることはないと思いますが、最低限の把握のためであれば十分だと思います。

②の参考情報ですが、Qlik社のWebページでダウンロードできる画面を紹介します。当然会員登録は必要です!

出典:Qlik社ホームページ
Note
  • マジック・クアドラントは対象市場の「リーダー」ポジションのテクノロジー・サービスプロバイダーのWebサイトからダウンロードすることが可能(すべての市場とは限らない)
  • マジック・クアドラントの2次元マトリックスの画像程度の情報であればググれば確認・入手可能(ただし、転載やビジネスで利用する場合は著作権などに注意する必要あり)
さきやん
さきやん

さきやんは自身の業務的に③で検索に表示されるレベルの情報で十分ですw

ビジネスパーソンの活用方法

ここまでご覧いただき本当にありがとうございます。

ここからはどのようにマジック・クアドラントを活用するのかについて説明させていただきます。

ガートナー社の推奨する利用方法

結論からお伝えすると・・・マジック・クアドラントの利用方法は以下の通りです。

利用企業のニーズと状況によって決まり、「リーダー象限のベンダーだから決めるということは推奨されていません

理由としては多くあり、以下が事例として挙げられてす。

特定市場指向型(ニッチ プレーヤー) 事象のベンダーは、利用企業のニーズに最適な機能を提供できる可能性があります。

同様に、リーダーは利用企業の要件を満たす機能を提供しない場合やその製品は競合他社のものよりも高価である可能性があります。

利用企業の要件に対して、地域や業界に適したサポートをしていない可能性があり、顧客管理プロセスが完全に一致していない可能性があります。

テクノロジーに戦略的な投資を行う場合、ベンダーの存続可能性が重要になります。この場合、ベンダーのビジョンの完全性よりも実行能力を重視し、概念先行型(ビジョナリー)の前にチャレンジャーを評価する必要があります

新しいテクノロジーに投資することで競争上の優位性を得ることができる場合は、チャレンジャーの前に概念先行型(ビジョナリー)を評価すべきです。

上記のように利用方法は「利用企業のニーズや状況」により異なるため、ガートナーではビジネスの目標やニーズ、優先順位に合わせてマジック クアドラントのビューを調整できるような機能も有しているようです。

Note
  • マジック・クアドラントの利用方法は、利用企業のニーズや状況により決まる
  • リーダー象限のベンダーだから決める」ということは推奨されていません

ビジネスパーソンとしての利用方法

基本的にガートナー社の定義の通りですが、ビジネスパーソンの利用方法としてはニーズや目的に応じて、市場でのポジション把握や判断・意思決定に利用することです。

「ニーズ」がないことには調査もしないと思いますし、当たり前のことと言えばそれまでですが…

そこで重要になるのが「ニーズの明確化(機能・非機能要件の整理)」です。

ここを明確にできていれば、マジック・クアドラントのプロット状況と照らし合わせ、導入したいサービスや製品が①リーダー事象に位置していれば選定結果も整理がしやすい(エグゼクティブや上長への説明の際に外部の調査結果を添えられるため)かと思います。

仮に、導入したいサービスや製品が②③④のどれかの事象だったとしても悪いわけではないことはガートナー社も提言しており、ニーズの明確化ができていれば導入することの妥当性をしっかりと説明できるはずです。

この辺りはシステム導入などを行っているビジネスパーソンの方だとRFIやRFPを実施する際に当たり前に整理する観点だとは思いますが、知らなかった方は是非参考にしていただければ幸いです。

Note
  • 利用企業は「ニーズの明確化(機能・非機能要件の整理)」を行い、導入したいサービスや製品の調査を行う。
  • その際に、マジック・クアドラントの2次元マトリックスを利用し、外部(ガートナー)の調査結果を添えて「判断・意思決定の確からしさ」を示す際に活用する。
さきやん
さきやん

ここまでご覧いただき本当にありがとうございます。最後に簡単にまとめさせていただきます。

さいごに(まとめ)

まとめ

さいごに、「1分でわかる!マジック・クアドラントとは?Gartner Magic Quadrantについて解説」と題して紹介した記事についてまとめさせていただきます。

マジック・クアドラントとは?

マジック・クアドラントは、視覚的なスナップショット、詳細な分析、実用的なアドバイスを提供し、市場の方向性、成熟度、参加者に関するインサイト(示唆)を提供する

ビジョンの完全性」と「実行能力」に基づいてベンダーを評価する 2 次元のマトリックスを使用する4タイプに分類

  ① リーダー
   概念先行型(ビジョナリー)
   特定市場指向型(ニッチプレイヤー)

  ④ チャレンジャー
  

マジック・クアドラントは対象市場の「リーダー」ポジションのテクノロジー・サービスプロバイダーのWebサイトからダウンロードすることが可能(すべての市場とは限らない)

ビジネスパーソンの活用方法とは?

マジック・クアドラントの利用方法は、利用企業のニーズや状況により決まる

リーダー象限のベンダーだから決めるということは推奨されていない

利用企業は「ニーズの明確化(機能・非機能要件の整理)」を行い、導入したいサービスや製品の調査を行う。その際に、マジック・クアドラントの2次元マトリックスを利用し、外部(ガートナー)の調査結果を添えて「判断・意思決定の確からしさ」を示す際に活用

以上、本記事は終わりになりますので、ここまで読んでいただいた方は誠にありがとうございました!

今後もできれば色々とまとめていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!

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